翌週も放送されず…『ダウンタウンDX』差し替えは、中居引退当日に「松本人志の映像はまずい」の判断　松本の映像を多く流す予定だった

１月23日、『ダウンタウンDX』（日本テレビ系、読売テレビ制作）は、

《今夜のダウンタウンDXは 放送内容の予定を変更し 2024年5月9日の再放送をお送りします。》

と放送の約3時間前に急遽、公式Xで発表し再放送に差し替えられた。この日予定されていた出演者は、梅沢富美男（74）、出川哲朗（60）、千原ジュニア（50）、河合郁人（37）、お笑いコンビ『ダイアン』などの面々だった。突然の番組内容の変更に、X（旧Twitter）の一般ユーザーからは、

《何があったの？》

《なんで？》

《観たかったのに。いつか放送して》

などと訝しむ声が上がっていた。

疑念はさらに深まる。翌週1月30日に「当初の23日放送予定分が1週ずらして放送される」と期待する視聴者もいたが、実際に出演したのは手越祐也（37）や松崎しげる（75）、『さらば青春の光』森田哲矢（43）や野呂佳代（41）ら。結局、23日の放送予定回は流されず、“なぜ再放送に差し替えられたのか”という理由も明かされないままだ。

そんな状況にネットなどでは憶測を呼び、

《河合郁人が中居くんのモノマネをした？》

《このままお蔵入りなの？》

などという声もSNSでは上がっていた。番組に近い関係者が明かす。

出演シーンが多く丸ごと“お蔵入り”

「実は23日の放送回は、『ダウンタウン』松本人志さん（61）復帰の“前哨戦”として、過去に松本さんが爆笑をさらった映像を編集し、流す準備をしていました。松本さんの面白いトーク場面を多く放送することで、世間の反応を見るという目的もあったようです。『ダウンタウンDX』のスタッフたちは、松本さんの復帰を心から願っており、春ごろから番組に戻ってくることを見据えて、“観測気球”を上げる予定だったんです」

しかし“思わぬ出来事”があったという。

「DXのオンエア当日の23日に、中居正広さん（52）が電撃引退を発表したんです。局内で議論がなされ、中居さんは女性とトラブルを起こし引退したにもかかわらず、その一方で松本さんだけは復帰へ向けての動画を流すことについて、“良くないのではないか”という判断になったのです」（同・関係者）

タイミングが悪いことに、1月11日には『文春オンライン』が《中居正広が松本人志「恐怖のスイートルーム」飲み会に参加していた！》と題した記事を公開。‘15年に起きた、中居と松本参加の飲み会での出来事を報じている。二人の親密さが、またも浮き彫りになった格好だ。

「松本さんの出演部分だけカットする再編集も検討されたのですが、出演シーンが多く、間に合わないので丸ごと“お蔵入り”となった。『ここで放送して炎上したら復帰が遠のく』と憂慮したからで、松本さんを本気で復帰させたいという思いから出た決断です。ただ、出演していたタレントの事務所に説明するのは、かなり苦労したようですね。様子を見て、また松本さんの映像を流し、世間の反応を探ることになるでしょうね」

そこで『ダウンタウンDX』を制作する読売テレビに、1月23日の差し替え理由について、松本の出演の有無や中居氏の引退の影響などについて質問すると、

《番組内容についてはお答えしておりません》

と回答した。果たして松本の地上波復帰はいつになるのだろうか――。

https://friday.kodansha.co.jp/article/411353