中居正広氏(52)の「9000万円トラブル」が大きな波紋を広げている芸能界。今から4年前にも、女性タレントが大物芸能人による“性被害”を訴えたケースがあったことを覚えているだろうか。
ファッションモデルで、サステナブルデザイナーとして活躍するマリエ(37)が自身のインスタライブで、「性被害」に関する告発を行ったのは’21年4月4日のことだった。
「’11年に引退した大物芸人から18歳のときに酒席に呼び出され 『やらせろ』 などと肉体関係を持ちかけられたと話し始めたのです。その席には現在でも大活躍している人気芸人もいて 『いいじゃんいいじゃん、やりなよ』 と、関係を持つように勧められたといいます。マリエさんは、その芸人が 『いまだに企業のCMとかに出ているのが本当に許せない!』 と涙ながらに訴えたのです。
その3日前には、インスタライブで18歳から10年以上、摂食障害に苦しんでいた過去を涙ながらに告白しており、その原因となる“枕営業”発言が飛び出したわけです」(スポーツ紙記者)
告発動画はすぐさま非公開となったが、ネット上で瞬く間に拡散され、大きな波紋を呼んだ。しかし、当事者と名指しされた大物芸人は沈黙を貫き、人気芸人の事務所からは「事実ではない」と疑惑を否定する声明が出された。その結果、この問題はすぐに収束していった。
《拡散されるべき重要案件》
「今になって思えば 『#Me Too』 問題の先駆的事案でしたが、当時のマスコミは、大手紙をはじめとしてこの手の告発を扱うことに消極的でした。正式に刑事告発したり、警察が動いたという情報があれば、積極的に報じたかもしれませんが、人気絶頂にある芸人が関係しているということもあり、所属事務所やスポンサーなどに気を使った可能性も否定できません」(前出・記者)
(略)
今回の一連の報道によって自身の過去の発言が注目を浴びていることを、マリエはどう思っているのだろうか。1月下旬、彼女の所属事務所にインタビュー取材の申し込みをしたところ、取材自体は断られたものの、マリエ本人から丁寧な返答を得た。本人の承諾を得た上で、以下、全文公開する──。
「今も戦っています」
「最初に、被害を受けた方のご身体、心からお見舞い申し上げますとともに、世界中で同じ苦しみを抱える全ての皆様のご無事と、一日も早い心の安らぎをお祈り致しております。
(略)
2021年に発信した内容については、思いをすべて込めたものであり、全て真実であり、そのさきも恐怖の日々と戦いました。今も戦っています。
あのlive以降、その後も受けた多くの誹謗中傷・リバースキャンセルカルチャー:Reverse Cancel Culture(逆に被害者が排除される状況)・サイレントエフェクト:Silent Effect(被害を訴えた結果、仕事などの案件が静かに取り消されること)も私にとってさらなる大きな障害、傷となり、それ以上の言葉を現段階で加えることは控えたいと考えております。また、私の願いは、これが一過性の話題として消えるのではなく、未来に向けた建設的な議論や行動につながることです。
同時にこのような現象は、被害者が声を上げることへの 『抑止力』 として働く場合があり、非常に深刻な社会問題です。適切な支援や社会的な理解が求められる状況だと考えております。 マリエ」
この彼女のメッセージを、「加害者」とされる人物たちはどう受け止めるのだろうか。
引用元: ・「恐怖の日々と戦いました」中居問題で再び注目、’21年に性被害を告白した「マリエ」が本誌に語った現在の思い [ネギうどん★]
生島
鶴瓶
D川?
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